給食考(前編) 子供の命をつないだ歴史
始まりは僧侶らの善意日本の学校給食は、1889(明治22)年、現在の山形県鶴岡市の大督寺(だいとくじ)境内にあった私立忠愛(ちゅうあい)小学校で始まったのが最初とされている。同校は貧しく就学できない子供のため、仏教各宗派の僧侶らが協力して開き、無償で昼食を提供した。献立は「塩むすび、塩ザケ、菜の漬物」で、費用は僧侶らが托鉢(たくはつ)でまかなった。山形県鶴岡市にある「学校給食発祥の地」記念碑(学校...

始まりは僧侶らの善意日本の学校給食は、1889(明治22)年、現在の山形県鶴岡市の大督寺(だいとくじ)境内にあった私立忠愛(ちゅうあい)小学校で始まったのが最初とされている。同校は貧しく就学できない子供のため、仏教各宗派の僧侶らが協力して開き、無償で昼食を提供した。献立は「塩むすび、塩ザケ、菜の漬物」で、費用は僧侶らが托鉢(たくはつ)でまかなった。山形県鶴岡市にある「学校給食発祥の地」記念碑(学校...
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