法輪寺 虚空蔵菩薩立像:六田知弘の古仏巡礼
奈良斑鳩の里にある法輪寺は一説には622(推古30)年、山背大兄王(やましろのおおえのおう)が父・聖徳太子の病気平癒を願って建てたと伝わる古刹である。近くに聖徳太子が掘ったとされる三つの井戸があることにちなみ「三井寺」とも呼ばれる。聖徳太子と関わりの深い法隆寺からも歩いて15分ほどの距離にある。本像は寺伝では虚空蔵菩薩とされるが、実際は観音菩薩として造立されたのではないかと考えられている。左手で軽...

奈良斑鳩の里にある法輪寺は一説には622(推古30)年、山背大兄王(やましろのおおえのおう)が父・聖徳太子の病気平癒を願って建てたと伝わる古刹である。近くに聖徳太子が掘ったとされる三つの井戸があることにちなみ「三井寺」とも呼ばれる。聖徳太子と関わりの深い法隆寺からも歩いて15分ほどの距離にある。本像は寺伝では虚空蔵菩薩とされるが、実際は観音菩薩として造立されたのではないかと考えられている。左手で軽...
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