「認知症=もう駄目だ」ではない:母を介護した脳科学者が語る「一筋の希望」
認知症と認めたくなかった恩蔵さんの母親に異変が起きたのは、10年前の2015年。65歳の時だった。みそを買うためコンビニに行ったのに手ぶらで帰ってきたり、約束をすっぽかしたり、律儀でしっかり者の母とは思えないことが起きていた。それでも母を医者に連れて行くのをためらい、1年近くたってしまった。それはなぜか。恩蔵さんは、「『こんなことは誰でもあるよ』って心配を打ち消していました。病気であってほしくない...

認知症と認めたくなかった恩蔵さんの母親に異変が起きたのは、10年前の2015年。65歳の時だった。みそを買うためコンビニに行ったのに手ぶらで帰ってきたり、約束をすっぽかしたり、律儀でしっかり者の母とは思えないことが起きていた。それでも母を医者に連れて行くのをためらい、1年近くたってしまった。それはなぜか。恩蔵さんは、「『こんなことは誰でもあるよ』って心配を打ち消していました。病気であってほしくない...
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