2025年の文学賞受賞作:年末年始の読書にお勧めする話題の1冊
日本人初の英ダガー賞受賞「ダガー賞」は英国推理作家協会主催の世界最高峰といわれるミステリー文学賞だが、その翻訳部門で『ババヤガの夜』(王谷晶、河出書房新社)が受賞した。日本人作家としては初の受賞。日本では2020年に刊行されたハードボイルド小説である。主人公の依子は、幼い頃より祖父に格闘技をみっちり仕込まれ、暴力好きな女性に育っていく。強面(こわもて)の男と流血もいとわないけんかに明け暮れる毎日だ...
日本人初の英ダガー賞受賞「ダガー賞」は英国推理作家協会主催の世界最高峰といわれるミステリー文学賞だが、その翻訳部門で『ババヤガの夜』(王谷晶、河出書房新社)が受賞した。日本人作家としては初の受賞。日本では2020年に刊行されたハードボイルド小説である。主人公の依子は、幼い頃より祖父に格闘技をみっちり仕込まれ、暴力好きな女性に育っていく。強面(こわもて)の男と流血もいとわないけんかに明け暮れる毎日だ...
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