【書評】隠されていた官民癒着:日向咲嗣著『「黒塗り公文書」の闇を暴く』
92%が塗りつぶされた“公開”文書黒塗り公文書と言えば、「モリカケ」「桜を見る会」など、国政で大きく騒がれたことがあった。だが、いまや地方自治の現場でも日常的に作成され、当たり前のように市民に提示されるようになっている。2018年のことだが、著者の自宅に約1400枚の公文書が入った段ボール箱が届いた。いったいどのくらいインクをぶちまけたのかと思うほど大量の真っ黒な紙ばかりで...

92%が塗りつぶされた“公開”文書黒塗り公文書と言えば、「モリカケ」「桜を見る会」など、国政で大きく騒がれたことがあった。だが、いまや地方自治の現場でも日常的に作成され、当たり前のように市民に提示されるようになっている。2018年のことだが、著者の自宅に約1400枚の公文書が入った段ボール箱が届いた。いったいどのくらいインクをぶちまけたのかと思うほど大量の真っ黒な紙ばかりで...
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